消費者被害の法律相談
次のようなご相談に対応しています。
- 利用した覚えのないサイトの利用料金を請求された。
- 出会い系サイトを利用しているが、全く出会えず、騙されているかもしれない。
- 利息や配当がある、一定期間後にお金が増えると言われて、お金を出してしまった。
- 商品を購入し、友人を紹介すればその分お金が入るというグループに誘われている。
- これを読めば必ず儲かると言われ、本や教材を購入したが、全く儲からない。
※事務局に法律相談の申込である旨をお伝えください。
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一般法律相談
よくある質問
身に覚えのない請求を受けているが、どのように対応したら良いのか。
回答
身に覚えのない請求は基本的に無視しましょう。但し、注意すべき場合もあります。
全く理由のない請求書や請求の連絡を送り、お金を騙し取るという詐欺が頻発しています。電話やメールで連絡をとってしまうと、相手に連絡先が伝わってしまい、手を変え品を変え様々な詐欺の標的とされてしまうこともあるため、身に覚えのない請求は基本的に無視しましょう。
但し、裁判所から書面が送られてきている場合など、一定の場合には、無視していると理由が無くても請求権が発生してしまう場合があるため、裁判所から送られてきた書面には注意が必要です。
怪しいと思っても判断に迷う場合には、弁護士に相談してみましょう。
「簡単に儲かる。」「必ず儲かる。」と言われてお金を出してしまった。
回答
すぐに弁護士へ相談することをお勧めします。
世の中には「簡単に儲かる。」「必ず儲かる。」といったうまい話はまずありません。本当にそのような話があれば、他人には教えず、自分だけ儲けてしまえば良いからです。
既にお金を出してしまった場合、お金を取り戻すことは難しい場合が多いとされています。しかし、場合によっては契約を取り消し、お金を取り戻すことができる場合もないわけではありません。
お金を出してから時間が経つほどお金を取り戻すことができる可能性は下がってしまいますので、すぐに弁護士へ相談することをお勧めします。
そもそも自分が騙されているのかどうか分からない。
回答
弁護士に事情を説明してアドバイスをもらうことをお勧めします。
投資詐欺などの手口は複雑化しており、一般の方には自分が騙されているのかどうか分からない場合もあります。弁護士が事情を聴けば、騙されているかどうか判断することができる場合が多いため、弁護士に事情を説明してアドバイスをもらうことをお勧めします。
弁護士に依頼するとどのようなメリットがあるのか知りたい。
回答
弁護士であれば、依頼者に代わって相手の業者等と交渉することができます。
早い段階であれば、弁護士が介入することにより、業者からお金の一部を取り戻せる場合もあります。業者が交渉による返金に応じない場合、弁護士であれば業者に対して返還を求める裁判を起こすこともできます。
また、弁護士会では消費者被害対策に取り組む委員会があります。一つの業者から多くの人が被害を受けているような場合、複数の弁護士が弁護団を組み、業者に対してまとめて請求することができる場合もあります。
「騙し取られたお金を取り戻します。」などの広告は信用できるのか。
回答
二次被害を招く場合があるため、注意が必要です。
インターネットに掲載されている広告の中には、回収手数料などの名目でお金をとり、実際には何もしてくれない業者が含まれています。
また、詐欺の被害に遭った人の名簿が業者の間で出回っており、その名簿を使って、別の詐欺業者が「騙し取られたお金を取り戻します。」などと言って、新たな詐欺を持ち掛けてくる場合もあります。
そのため、そうした広告には慎重になる必要があり、業者に返金を求めたい場合には弁護士へ相談することをお勧めいたします。
アクセス
岐阜県弁護士会
〒500-8811
岐阜市端詰町22番地
TEL:058-265-0020
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